ケアが必要な場所に音楽をお届けする「ケアステージHUG」の第3回目が12月10日の13時~13時40分、就労以降支援事業所リーモ南森町(大阪府大阪市)で開催されました。
日本一縁起のいい歌手が登場!
本日ライブをしてくれたのは日本一縁起のいい歌手のブラボー史郎(ぶらぼー しろう)さん。登場時のMCでは「人生をもっともっと楽しみたい」という52歳で歌手デビューをした理由をお話してくれました。また「紅白歌合戦に出る」「100万人のブラボー応援団をつくる」といったプランを熱く語られました。
夢を持ち、情熱的に生きるブラボーさんに、利用者さん達の視線も熱を帯びはじめたころ、1曲目がスタート。曲は加山雄三の『君といつまでも』。「ぼかあ、君といる時が一番幸せなんだ」の部分を「ぼかあ、リーモ南森町にいる時が一番幸せなんだ」に変えたところで、会場は爆笑の渦にのまれました。
利用者さんたちもステージづくりに参加!
MCと歌を交互に混ぜるのがブラボーしろうさんのスタイル。そして、MCは観客参加型。ブラボーしろうさんは利用者さんたちに質問をしたり、話を振ったり。2回目のMCではご自身の過去の苦労や失敗談、そして心を元気にする特効薬としては「今までの自分がやるとは思っていなかったことをすることがポイント」として、「あなたもCDデビューしませんか?」と利用者さんたちを盛り上げてくれました。2曲目は北島三郎の『与作』。「ヘイヘイホー」の部分は利用者さんたちが楽しげに声を出していました。
残る余韻。ステージは終わらない!
利用者さんたちの拍手や笑い声がどんどん大きくなってきました。会場が「ノッて」きているのが分かります。ここで披露する3曲目はご自身のデビュー曲『領収書ください』。曲名もさることながら、歌詞も面白い。しかし!その後はまさかのしっとりバラードで同じくご自身の楽曲『らくがき』。笑ったりじーんときたり、見ている方も大忙しです。最後は、クリスマスも近いということがあり『ラストクリスマス』で締めくくり。こちらも、利用者さんたちがコーラスを行い、会場はクリスマスムード一色になりました。終わった後、利用者さんたちの「おもしろかった!」「紅白に出る前にサインをもらおう」というおしゃべりが聞こえてきました。ステージの余韻は、しばらく残りそうです。
ブラボーしろうさん公式サイト
https://bravo.shirow.jp/